春日井サボテンこだわり商店

愛知県春日井市勝川大弘法通り商店街のサボテン商品と 地域特産品を扱うアンテナショップです

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京都和束町に行ってきました(10月27日)

9月の弘法市から当店で取り扱っています京都和束町のお茶

京都宇治茶の主産地だそうですが、地元の熱い行政職員さんと茶農家の方に来ていただくまでは

場所すら全く知りませんでした。

せっかくのご縁なので、一人で行ってきました。

カーナビに先導されながら、名神高速から京滋バイパスに入り宇治東ICを降りたところから

ナビがとてもマニアックな道を誘導するので・・・・・宇治の平等院の前を過ぎた辺りから急に景色が変わり一気に山道へ・・・

初めて見た「和束町」の看板がコレ!    ・・・・・・・・・めちゃ不安

ここからがスゴイ!絶対対面通行できない山肌の山道をくねくね、頂上にきたかと思ったら

ジェットコースターかと思うような斜度のUカーブが次々とあり、

不安や怖さよりも楽しくなってきちゃってこんな道走っている自分が嬉しくなってきました。

そして視界が開けたかと思うと・・・・・・・・!!なんて素晴しい景観!!!

この茶畑の傍聴風景が「生業の景観」として京都府景観資産登録、京都府選定文化的景観に選定されています。

茶畑の中に、727年安積親王陵墓があり平城京の時代からの茶畑で歴史を感じます。

至るところが急勾配な細い道なのに、するどい運転捌きで畑仕事に行く途中の老夫婦の軽トラが坂道を登っていきます。

よく見ると、お茶の葉の色が違ったり、お茶の花が咲いてたりします。

お茶の木の品種や木の年齢の違いだそうです。

すり鉢のような地形に見事な緑のコントラスト   吸い込まれそうな景色です。

ここが和束町に初めてお茶の木が植えられた鎌倉時代から伝わる原山の茶畑です。

収穫と手入れのために一年を通して最も多く鍬を入れるのでこのような景観がうまれるんだそうです。

どこの農家さんでも最大の悩みは後継者問題です。

この歴史と文化を語る景観が後世に残せるのも後継者あってのことです。

その貴重な後継者のひとり、林嘉人さんは、自然農法で緑茶やぶきた種の特上ほうじ茶を作ってみえます。

林さんは、中学のとき骨髄移植治療を経験され、術後の副作用から紫外線を浴びるのに制限があったりするのですが

美味しいお茶を作るため励んでみえます。

今回、私が懇意にしてもらってます女子プロゴルファーの中溝裕子プロの企画する

「骨髄バンク支援彦根カントリーチャリティコンペ」があることを林さんにお伝えしたら、

ご自身も経験している骨髄移植への理解と支援に賛同したいのでとの思いで

チャリティコンペの参加者のかたに是非自分のお茶を飲んで欲しいと

彦根までお茶を持参してくださいました。

こんなカタチで、またご縁がつながりました。

やっぱり行って見て現地を知り、そこの人の話を直接聞き感じることを

お店でお客様にそのままお伝えしなくてはいけないなと実感しました。