売れたか売れないか、人出はお天気と気温に左右されます。今年は2日間とも雨の心配もなく文句なしのお天気でしたが、例年の恒例の場所を離れて企画も打ち出し、看板やチラシも一から考え、それがちゃんと売り上げにつながるか内心ドキドキの2日間でした。
春日井商工会議所所属の事業者が加盟している「春日井特産品協議会」が春日井のお土産として売り出している商品が果たして市民の方にどれだけ認知されているのか検証する意味も含めて、いかに売り出していくかを考えながら準備をしてきました。
今回の目玉企画は「鬼まんじゅう食べくらべセット」と蒸したての鬼まんじゅうの販売でした。鬼まんじゅうは中部地方で昔から食べられているソウルフードです。今が旬のサツマイモを粗く切って、溶いた小麦粉の中に混ぜて蒸した家庭のおやつで、味も形も同じようで同じでない、どこか懐かしい、まさしく春日井の風土に根付いた和菓子です。この辺りの和菓子屋さんには店頭には並んでいますが日持ちがしないので遠くまでは持ってはいけないので遠方の方には馴染みがないのかもしれません。そんな鬼まんじゅうを和菓子屋さんによって違いがあるのかないのか食べ比べてもらおうと企画し、賛同を得たのが4店舗でした。
1日限定50セットと、蒸したて各4店舗×30個が予想以上に次々と売れ、午前中で完売、日曜日は50セットが販売開始10分で売れてしまいました。初企画、成功です！心底ホッとしました。栗スイーツも栗きんとんをはじめ、栗ようかん、栗蒸しういろ、栗入りブリオッシュ、栗入り赤飯なども人気でした。
また、サボテンフードブースでは、サボテンラーメン、サボマ、サボテン餃子、サボテンからあげ、そして今年特産品に認定されたばかりの「春日井塩とんこつラーメン」を販売、各1品づつ全品注文する方も何人もみえました。ありがたいです。
そして、特産品ブースでは、サボテン商品だけでなく、各店舗が一押しの特産品認定品をお客さまに選んでいただきやすいように、商品陳列アドバイザーの佐藤玲子先生に指導いただきながら店舗別でなく、商品別で陳列をしました。これも私たちにとっても初めての試みです。おかげで、自社の商品も昨年以上の売れ行きとなりました。
今回、春日井まつり自体、会場レイアウトが変更になっていろんな議論がされていましたが、先ずは自分たちの企画が自分たち士気を高めて業者同士協力しあって出来たことに感謝します。
来場いただた皆さま、ありがとうございました。
